静かなる日曜と、車内の「爆死」見聞録 〜4月12日〜
4月12日、午前10時45分。
静かな眠りを切り裂いたのは、一本の電話だった。
相手は立体駐車場の管理会社。
「予定より早く終わりそうなので、お願いします」
……17時までの予定じゃなかったのか?
まだ昼前だぞ。そんなに巻くものかね。
そう思いつつ、自分の体に意識を向けると、驚くほど軽い。
時計を見て納得した。
9時間。
どうかしてるくらい、よく寝た。
現場が続くと、睡眠の概念すら曖昧になるが、たまに身体が強制終了して深い眠りへと連れて行ってくれる。
今日はどうやら、そのおかげで「完全復活」したらしい。
昨日、地獄を見た「羽沢横浜国大〜明治神宮」の道のり。
今日も同じルートを辿る。
昨日の今日だ。
正直、またあの違和感が来ないか、戦々恐々としていた。
だが、結果からいえば、今日は「何も問題なし」。
昨日あんなに俺を苦しめた腸の荒波は、一体どこへ消えたのか。
やはり「睡眠」こそが最大の防衛策だったのだろう。
快調すぎるお腹を抱え、原宿のゲンナリするほどの人混みをかき分け、消火ガスの復旧作業をサクッと完了させる。
帰りの電車。
俺の隣に、必死な形相でスマホを操作するおじさんがいた。
画面を覗くつもりはなかったが、漂ってくる「殺気」に目が向いてしまう。
……ドラクエウォークだ。
おじさんは絶賛爆死中だった。
ジェムパックGの画面とアプリを何度も往復し、迷い、葛藤し、そして再び課金の道へ。
スタンプが一周するのを確認。
どうやらラーミアを狙っているらしい。
すでに持っている俺からすれば、まさに高みの見物だ。
確かに息の長い武器だが、必死に追いかける姿を見ていると、少しばかり運営の「意地汚さ」が鼻についてくる。
もう少し配ってやればいいのに。
そんな無慈悲なシステムに踊らされるおじさんを見送りながら、俺は一足先に電車を降りた。
結局、追加の20連でも武器は出なかったようだ。
おじさんの背中には、200連コースの深い闇が漂っていた。
南無三。
家に着けば、そこには平和な世界が待っていた。
お出迎えしてくれたのは、にゃんこ先生。
「お疲れ、飯はあるのか?」
そんな声が聞こえてきそうな表情に、俺はそっと「おやつ」を差し出す。
満足そうに食べる姿を見て、ようやく俺の4月12日が完結した気がした。
ふくびきの虹箱よりも、この「満足そうな顔」の方がよっぽど価値がある。
■ 今日のまとめ
現場の「早く終わる」連絡は、大抵の場合、信じていいのか迷う。
9時間睡眠は、どんな整腸剤よりも「羽沢の平和」に貢献する。
電車内でのドラクエ課金は、時にドラマよりドラマチックだ。
ラーミアを持っていない者には、運営はどこまでも「小汚い」。
最終的に、にゃんこ先生が満足すれば、すべてはハッピーエンド。
明日は、今日貯めたエネルギーでまた一歩、現場へ踏み出すとしよう。
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